コンサルティングの分野

コンサルティングの分野

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迅速な調査と買収プロセス(ASAP)

カテニオンが特許を持つASAP(Accelerated Search & Acquisition Process)は、買収やライセンシングの対象として最適な企業やアセットを、組織的に調査し選択するためのプロセスで、その有用性は立証済みです

バイオ医薬品産業はダイナミックなビジネスです。新しい技術やターゲット、アプローチが次々と現れ、常に新しい有望なアセットを生み出しています。 臨床試験の中断や戦略変更などに備え、常に多様なポートフォリオを持っていることが重要です。 「わらの中の1本の針」を見つけるために、カテニオンは独自の手法であるASAPプロセスを用います。 ASAPはエンド・ツー・エンド・プロセスで、まず全ての関連するパラメーターを公的データベースや民間のデータベースを駆使して集めます。 クライアントに合わせて集めたアセット・企業・ターゲットを、カテニオン独自のツールとアルゴリズムを用いて質的にも量的にもフィルターにかけ、評価します。 自動的に行われるこの初期段階を経て、熟練したカテニオンのアナリストが、高いレベルの情報収集から徹底的な分析まで、多段式の評価を行い、最も適切なアセット・企業・ターゲットを優先順位付け、続いてデュー・ディリジェンス(資産価値調査)を行います。 カテニオンは多年にわたりこのプロセスを用いて多数の案件を成立させてきました。クライアントの中には毎年このプロセスを適用し、常に最新のM&Aやライセンシングの情報収集に役立てておられる企業もあります。
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サイエンス&テクノロジー・マッピング

クライアントに適した戦略的洞察力を引き出すために、特定のテクノロジーまたは治療タイプのランドスケープのマッピングを行います。

新しい技術プラットフォームや治療アプローチが出現するスピードがますます速くなっています。バイオ医薬品企業の首脳陣は、こうした技術の検証状況や可能性について常に最新の情報を理解し、パートナーシップを求める分野と社内の能力を構築する分野の優先順位をつけ、投資をするべきか否か、するとすればいつかという重大な問題に答えなければなりません。 カテニオンが追跡するパラメーターとしては、研究に割り当てられる資金、科学的出版物や特許申請、特許取得の数と配布数、臨床試験、スタートアップへの投資、成立した取引、その分野におけるビッグファーマやKOLがどれだけ採用したかなどがあります。 また、科学的進歩を知るためにSカーブを用いたり、特定の技術や治療アプローチに対する医薬品業界や投資家の反応を評価するためにハイプサイクルを採用したりします。 カテニオンのプロセスは、単に氷山の一角を見るに留まらず、まだIPや出版物として医薬品業界のパイプラインに現れていないものも視野に入れています。 カテニオンのプロセスが独特の洞察力を発揮するのは、こうした水面下においてであり、その技術が絶頂期に達する何年も前にクライアントの将来の戦力として提案します。
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ポートフォリオ評価と優先順位付け

クライアントの意思決定と優先順位付けをサポートするために、カテニオンで確立した手順に従って、プロジェクトと全ポートフォリオの評価をします。

ポートフォリオ・マネジメントの目的は、企業の目標を達成するために、アセットの優先順位を決め、資源を配分することです。そのためには適切な分析論とガバナンスが必要で、R&D活動の様々な局面を反映したものでなければなりません。 単に個々のプロジェクトをその価値、リスク、利益性で評価し順位付けるだけでは、この任務の複雑性を解決したことにはなりません。 それぞれの治療分野が競って資源を求めています。パイプラインでは、ディスカバリーの初期段階の物質と開発後期にある物質の対立があります。モダリティーや治療アプローチの間にも競争があり、特許切れで収益が減少するという問題もあります。これらすべてを解決しなければなりません。 その上、経営陣は、パイプラインにある望ましい水準の画期性への投資に対する利益とリスクのバランスをとらなければなりません。 これらの問題を解決し、容認できる程度のリスクと、企業の成長段階に合わせた望ましい成長の可能性を選択する手助けとして、カテニオンではバイオ医薬品ポートフォリオ・マネジメントに、金融市場で使われる「危険なバリュー」分析を採用しています。 まず各プロジェクトを評価し、全てのプロジェクトを比較し、優先順位をつけた後、クライアント企業の戦略的目標に最も適したポートフォリオを作り上げます。
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ターゲットの特定と選択

クライアントのアセットあるいは技術的プラットフォームに最も適した魅力的なバイオロジカル・ターゲットを見つけ出し、優先順位をつけるために、カテニオンでは包括的なプロセスを確立しています。

バイオ医薬品におけるブレークスルーはしばしば、疾病の生物学的特徴がよりよく理解され、その疾病の病態に効果的な新しいモダリティーが利用できる状態になった時に生まれます。 カテニオンではターゲット毎のオミックス・データセット、表現型データ、関連する疾病、臨床試験結果、パイプライン、他製品との競合状況、さらには科学的文献のテキストマイニングなどの他の関連データを、データ・サイエンスとマシーン・ラーニングを用いて統合します。 このようにして総合的でクライアント向けにカスタマイズされた知識ベースを築き、そこから、疾病の進行を促す物質を系統的にスクリーニングし、選択していきます。 優先順位をつける際には、クライアントの(リスクの少ないターゲット対新規ターゲットや治療分野のバランスなどの)戦略的考察も考慮します。 続いて、各ターゲットが特定の疾病において果たす役割や患者数などをさらに科学的に深く検証します。 この分析に当たっては、ターゲットの臨床試験結果は、今が介入の適切な時期であることを示しているか? ターゲットがその疾病の原因や進行に果たす役割についてどれだけのことが明らかにされているか?など科学的検証のレベルが重要なカギとなります。
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コマーシャル・デュー・デリジェンス

投資家に対し、ターゲットとする企業の主要アセットについて、徹底的なコマーシャル・デュー・デリジェンス(資産価値調査)を提供します。

カテニオンは、特定のアセットのコマーシャル・デュー・デリジェンスを行います。時にはその結果、既存の予測を否定したり更新したり、あるいはボトムアップ・フォーカストを作成することもあります。 ステークホルダーへのインタビューで、フォーカーストの仮説を裏付け、時には予想もしない洞察力を得ることもあります。コマーシャル・デュー・デリジェンスにおいては、フォーカーストの複雑さに応じて、多様なステークホルダー(医師、オピニオンリーダー、保険者)に対して多数のインタビューを行います。 時には、患者の病歴をより理解したり、特定の詳細な項目を調べたりするために、患者を対象とした大規模調査を行うこともあります。 クライアントの既存のフォーカーストを見直す場合は、伝染病学、プライシング、患者の服薬順守、用量、ピークセールスの時期などのあらゆる前提条件を系統立てて見直します。 私たちが一般的に用いるボトムアップ・フォーカストの手法は、まず現在検討している候補品がない場合の患者数を想定し、次に競合品に対するターゲット・プロダクト・プロファイル(TPP)の強みに基づき、競合品から奪い取れるシェアを想定します。 カテニオン独自のリスク評価手法を、プロジェクトのPoSをより深く理解するために、デュー・デリジェンスの一環として用いることもできます。
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適応症拡大とライフサイクル・マネジメント

カテニオンの適応症拡大プロセスを使って、クライアントのアセット・戦略・ニーズに最適な適応症の系統的な探索・特定・優先順位付けを行います。

ほとんどのバイオロジカル・ターゲットは、1つ以上の疾病の病態生理学的機能を持っています。 カテニオンのデータ・サイエンス・ユニットは、疾病のゲノミクス、変異量、疫学、動物モデル、科学文献、その他関連するパラメーターのデータ、さらには開発パイプラインや競合の程度を示すデータ等を統合し、ターゲットとするバイオロジーあるいは技術に関する疾病の知識ベースを作ります。 この分析のために、カテニオンではしばしば自然言語処理アルゴリズムなどの最先端のマシーン・ラーニングを活用します。 こうした包括的な分析により、関連する適応症を科学的・臨床的・ビジネス的観点から系統立ってランク付けすることができます。 続いて、疾病に対するターゲットの生物学的特性から、アンメット・メディカル・ニーズ、差別化の可能性、開発の成功率、市場の競争状況、市場拡大の可能性などの分野で科学的に深く掘り下げて行きます。 最終段階では、しばしばKOLの参加を得て、異なる患者グループに対応した臨床開発戦略を討議し、実行可能でクライアントにとって最良のアクションを提案します。
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疾病マッピング

カテニオンの疾病マッピングでは、特定の適応症または治療分野に関して、現状、将来のシナリオと可能性を評価し、社内の部門を越えた体制で欠けた部分を補います。

新しいモダリティーの確立には長い時間がかかりますが(例えばsiRNAや遺伝子治療)、時として大きな変化(例えばオンコロジーにおける免疫チェックポイント阻害剤や感染症におけるmRNAワクチン)が何の前触れもなしに起きる場合があります。 そのためカテニオンでは、疾病マッピングの際に、目に見えるトレンドの段階的推定と、「もし」という質的分析を併用し、将来のブレークスルーの可能性に注目します。 対象とする適応症において有力な競合企業の中でもメインの企業に関する詳細な分析も行います。 こうした評価に基づき、私たちは患者さんがたどる今後の道のりを予測し、依然として残ると思われるアンメット・メディカル・ニーズと、クライアントにとって最も有望なR&D分野を特定します。 アプローチの手始めとして、疾病の医療介入やまだ満たされていないアンメット・メディカル・ニーズ、医薬品企業のパイプラインの現状を調べ、対象とする疾病をとりまく学会やバイオテック産業における科学技術的初期環境を詳細に見ていきます。
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R&Dリスク評価

カテニオンが特許を持つ「リスク評価」ツールは、500以上の項目に関して、あらかじめ定義された採点法と加重を用いて、R&Dプログラムの技術的科学的リスクを特定します。

カテニオンの「R&Dリスク評価」ツールは、プロジェクト総合的評価法の一環として設計されました。しかし、例えばデュー・デリジェンスとして、あるいは臨床試験第III相の投資に関する決定など、特定のアセットに関する技術的リスクを評価するために単独で使用することもできます。 カテニオン独自のこのツールは、医薬品業界の専門家らのインプットを基に開発したもので、500以上の項目について、医薬品業界でどのように評価されるかを、平均的、または高リスク、低リスクに分けて示します。 これまでに1500以上のR&Dプロジェクトを評価しました。 この分析を容易にするためにカテニオンは、全ての項目に関する質問と評価が一目で分かる独自のソフトウェアを開発しました。 このツールの別バージョンとして、低分子や抗生物質、CAR-T、遺伝子治療、その他のモダリティーの特定の局面にフォーカスしたものもあります。
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カテニオン・アカデミー

カテニオン・アカデミーは、プロフェッショナルを対象にした、医薬品R&Dにおける戦略的思考を高め、リスク軽減を図るための教育プログラムです。

カテニオンでは、コンサルティング業務の他に、クライアントの要望に応じて、個別に設計したトレーニングや教育プログラムを提供しています。 以下に例を示します。

  • 合併後のポートフォリオ統合マネジメント
  • 標準外の臨床開発戦略や臨床試験設計に関する理解を広めるなどの戦略的プロジェクトの実施
  • 企業財務に関する基礎的理解の確立
  • リスキー・ビジネス ― 医薬品産業ボードゲーム: 現実の業界データを用いた参加型のワークショップで、数年にわたる製品開発プロセスを2,3時間でシミュレーションし、組織のあらゆるレベルにおいて戦略的思考を高める(参加者 は5名から250名まで)。

カテニオン・アカデミーに関する顧客の声はここをご覧ください。

Catenion Arno Heuermann 2

Arno Heuermann

Arno Heuermann is a founding Partner of Catenion who lives in Berlin, Germany. Arno has ten years of experience as CEO and COO. He has managed companies in Germany, France and Luxemburg.

While working on his degrees, Arno founded a technical engineering office in 1994. He continued to follow the entrepreneurial path in 1998 by founding Biopsytec GmbH, a DNA diagnostics company focused on agriculture, heading the company for more than five years as Managing Director.

In 1999, he co–founded Epigenomics AG, a public biotech company focused on DNA methylation, later remaining as an advisor and member of the firm’s Supervisory Board.

In August 2000, Arno orchestrated the founding and financing of Biopsytec Holding AG, thus merging Genious SA and the QTL AG and Biopsytec GmbH. He managed Biopsytec Holding AG for the next three years before helping launch Catenion in 2003. Since that time, he has been Catenion’s chief operating officer.

Arno holds a diploma degree in process engineering from the Technical University of Applied Sciences in Berlin. In addition, Arno attended the Berlin business school for Industrial Engineering and Management.

He is experienced in the diverse practices of patent management and has made numerous successful inventions.

Arno Heuermann is married and has two children. He is a lover of classical music, country life and horseback riding.

Catenion Matthias Krings

Dr. Matthias Krings

Matthias Krings is a founding Partner of Catenion.

He has worked for international pharma, biotech and medtech organizations on a variety of topics. Matthias works with clients on developing corporate and R&D strategies, identifying new areas of opportunity, tailoring asset and company searches for BD&L and M&A, maximizing the value of existing assets through therapeutic expansion, and prioritizing R&D portfolios. Matthias is also resposible for the creation and delivery of bespoke client education programs in the Catenion Academy.

Before co-founding Catenion in 2003, Matthias was a consultant at Mercer Management Consulting (now Oliver Wyman) and later joined a strategy consulting boutique, Theron.

Matthias holds a diploma and a doctorate degree in Biology from the Ludwig-Maximilians University in Munich. His PhD work was supported by a scholarship from the Boehringer Ingelheim Fonds, Foundation for Basic Research in Medicine. Matthias made significant scientific contributions to the field of human evolution (Krings et al., Cell 1997: Neandertal DNA Sequences and the Origin of Modern Humans).

Matthias lives in Munich & Berlin. He enjoys cooking, gardening, watersports and traveling.

Matthias co-authored Catenion’s Commentaries “Elements of Winning Strategies in R&D” and “Recombinant Portfolio Management – Recognizing and Enabling Innovation”. They are part of Catenion’s “Shaping Pharmaceutical Strategy” series that focuses on high-profile issues for the industry.

Catenion Christian Elze

Christian Elze

Christian Elze is a founding partner of Catenion and has been developing the company’s business in Japan since 2008. He holds a BSc from the London School of Economics and an MBA from Columbia University.

Christian is working with companies, universities and governments in the field of biomedical innovation. In his work, Christian is focusing on how emerging technologies and translational research are re-shaping the respective roles of funding agencies, investors, biopharma companies and academia in the research and development of new drugs.

Besides his consulting work, Christian frequently speaks about Emerging Technologies, Healthcare Reform, Pricing & Reimbursement,  Biomedical Innovation, as well as Translational Research at industry conferences and universities in Japan, the US and Europe.

Christian is a fluent speaker of English, French, German, Italian, Portuguese, Russian and Spanish and lives with his family in London.

Catenion Markus Thunecke compressed

マーカス・ツーネッケ博士

マチアスは、「企業ポートフォリオ戦略のリスク・プロファイル」や、「R&Dにおける成功戦略の要素」、「組み換えイノベーション管理(RIM) – 大規模R&D組織でイノベーティブなブレークスルーを生み出す方法」、「組み換えポートフォリオ管理 – イノベーションを認識し育てる」など、いくつかのカテニオン・コメンタリーを書いています。 また共著には、「ゼロベースからのR&D]や、「日本医薬品企業上位20社の課題」などがあります。 これらはみな、医薬品業界にとって重要な問題にフォーカスしたカテニオンの「医薬品戦略の策定」シリーズに入っています。

マーカス・ツーネッケ は、カテニオンの創設メンバーでシニアパートナーです。ドイツ・ベルリンに住んでいます。 マーカスは、 1997年にマーサー・マネジメント・コンサルティングでコンサルタントのキャリアをスタートしました。その後、戦略コンサルティング会社セロンで働き、2003年にカテニオン創設に参加しました。

マーカスはこれまで、世界中の数多くの医薬品及び医療製品業界のクライアント に、競争に打ち勝ち優位性を築くための助言をしてきました。 戦略以外にも、 最先端の分析ツールの開発や、開発したツールと組織開発能力を組み合わせることも専門です。 マーカスは、カテニオン独自のポートフォリオ管理やリスク・アセスメントのツールを数多く開発しました。 最近の例では、マーカスは、クライアントのR&D戦略の開発と調整、ディスカバリーと開発ポートフォリオの見直し、イノベーションを育む組織モデルの構築などに携わりました。

また、R&D戦略やポートフォリオ管理に関する会議で、マーカスはしばしば講演をします。

彼はハイデルベルク大学で、アルツハイマー症研究に用いる遺伝子組み換え動物モデルを作り、バイオケミストリーの博士号を取得しました。 また、シェーリングで3年間 中枢神経分野の研究をした経験もあります。