マティアス・クリングス(博士)

経歴

カテニオン創設者メンバーの一人で、現在ミュンヘンとベルリンの二都市を拠点としている。1999年にMercer Management Consulting社においてコンサルタントのキャリアを開始、また戦略系コンサルタント企業として著名であるTheron社での経験を経て、2003年に共同創始者としてカテニオンを設立する。
ヨーロッパ及び世界各国の製薬企業をクライアントに持ち、とりわけR&Dポートフォリオマネジメントに重点を置いた製薬戦略を生み出すことに成功を収めてきた。製薬R&Dプロジェクトにおける技術面、科学面でのリスクを評価し、それらのリスクを最小限にするために特化したアプローチとツールを提案している。同様にメソッドとツールをいかにポートフォリオレベルでの企業決断にリンクさせていくか、マルクスはそのエキスパートである。クライアントのカテニオンアプローチの習得、企業マネジメントにおいて実践していく上での訓練と支援を続けている。
そのため、2007年に企業経営陣のためのトレーニングと教育ユニットであるカテニオンアカデミーの発足に先頭立ち、アカデミーではクライアントのR&Dマネジメント、資産評価、プロジェクトチームの発展、製薬やバイオテックとの共同開発戦略を含む様々な企業改善方法を展開するプログラムを提供している。
プライベートでは、ヒトの進化と進化論的心理学に興味を持つ。また、家族や友人と過ごす時間を楽しみ、音楽鑑賞、ガーデニング、料理、ウォータースポーツなど多岐に渡る趣味を持つ。

学歴

独ルードヴィヒ・マキシミリアンス大学大学院博士課程修了
一年間、米フロリダでの在住・勤務経験の後、独ルードヴィヒ・マキシミリアンス大学にて学位及び博士号を取得。PhD研究はBoehringer Ingelheim社の医学基礎研究基金より奨学金を補助され、その研究はヒト進化分野において科学的重要な貢献を果たした。1997年、世界初となるネアンデルタール人種のDNAシークエンス分析を自身とその研究チームで発表した論文は、現在もヒト進化分野において最も多く論文引用されているものの一つである。重要なブレイクスルーとなったその研究は、その後のネアンデルタール人DNAの研究発展に貢献し、またかつてのマティアスの同僚たちにより近年の研究ではネアンデルタール人及び更新世ヒト科生物のゲノムが解明された。現在では、ネアンデルタール人とヒトとの間の交配は行われなかったと確立されており、ネアンデルタール人はデニソワ人として分類されている。

専門分野

  • R&Dポートフォリオマネジメント
  • R&Dプロジェクト価値評価
  • R&D戦略発展
  • R&D組織、プロセスデザイン
  • ASAPライセンシングプロセス
  • 技術、研究戦略
  • 知識イノベーションマネジメント
  • 医療診断、薬学診断分野
  • バイオテックビジネスモデリング
  • ポストM&A調和統合
  • マネジメント立ち上げ

執筆文献

カテニオンコメンタリー”Elements of Winning Strategies in R&D” (勝利へ導くR&D戦略とは)
カテニオンコメンタリー”Recombinant Portfolio Management – Recognising and Enabling Innovation” (ポートフォリオマネジメント再編成-イノベーションの見分け方、イノベーションを可能にするためには)
全文献はカテニオン”Shaping Pharmaceutical Strategy”シリーズに含まれております。