医療機器企業におけるポートフォリオマネジメント

戦略執行コントロールのためのポートフォリオマネジメントの実施

プロジェクト内容とスコープ

カテニオンでは、医療機器リーディング企業の2020年に向けた目標達成サポートをいたしました。目標の達成率は、2012年時点に商品ポートフォリオとして含まれていない新製品の開発、上市に依存的であり、カテニオンではポートフォリオマネジメント実施のためのコンセプト、組織、方法論の基盤を確立する支援をいたしました。

アプローチ:パートナー2名、アソシエイト2名、アナリスト1名からなるグループでシリーズにより異なるチームが担当(期間:18ヶ月)

キーフォーカス:

ステップ1:監査フェーズ―戦略的側面からの2020年目標に向けた組織遂行能力の評価

パートナー2名、アソシエート2名(期間:2週間)

  • ステークホールダーおよびR&D、製造、マーケティングにおけるエキスパートへのインタビュー
  • R&Dプロジェクトに関する意思決定における、組織、プロセス、方法・ツールについてのハイ・レベルなレビュー
  • プロジェクトマネジメント、プロジェクト評価、ポートフォリオマネジメント間のインターフェース
  • 現存進行中の初期・後期開発プロジェクトの詳細評価
  • 企業変化に向けた所見・推薦提案の要約

ステップ2:パイロットフェーズ―主要製品1カテゴリーにおける全プロジェクトの詳細評価

パートナー1名、 アソシエイト 1名(期間:4ヶ月)

  • カテニオン式”ブループリントメソッド”のクライアント製品カテゴリーへの調整・順応プロセス
  • プロジェクト評価及びポートフォリオマネジメントにおけるプロセス、組織、役割、責任の再定義
  • 選択された製品カテゴリーにおける、全てのR&Dプロジェクトに対する詳細評価
  • シニアステークホルダーのコーチング、トレーニング、支援プロセス
  • 製品カテゴリーの連結
    • 製品カテゴリーのレビュー及び、リソース分配の優先順位付け
    • カテゴリー内外における市場製品との連携考察

ステップ3:ポートフォリオマネジメント実施―追加主要製品カテゴリーにおける全プロジェクトの詳細評価

パートナー1 名、アソシエイト 1名、アナリスト 1名 (期間: 8 ヶ月)

  • プロジェクトを通して、ポートフォリオマネジメント実施に向けた組織及びコミュニケーションの再構築
  • ポートフォリオシステムの構築(プロセス、メソッド、ツール、役割、責任など)
  • イノベーション・技術プロジェクト、開発プロジェクト及び生涯マネジメントプロジェクトのバランスへの細心の注意
  • カテニオンコンサルタントとのチームトレーニング、コーチングを通して行う、ポートフォリオチームの構築及び育成
  • 現存製品と重複しないため、細心の注意を払った2つの主要製品カテゴリーにおけるプロジェクト評価
  • ライセンシングのためのデューディリジェンス・シュミレーション
  • 2つの主要製品カテゴリーにおけるポートフォリオ統合
  • 将来的ポートフォリオ及び最も優先すべきポートフォリオの提案
  • 商品カテゴリーによるリスクリターン・プロファイル(カテゴリー重複などによるクロスエフェクトを考慮した確率論的シュミレーション)
  • プロジェクトを通して、委員会、チーム、シニアマネジメントへ向けたトレーニング及びコーチング支援

ステップ4:継続的実施サポート―ポートフォリオマネジメントチーム、マネジメント決断委員会に向けた継続的トレーニング、コーチング

一定トレーニングに対し、パートナー1名、アソシエイト 1 名 (期間: 8 ヶ月)

  • カテニオン式”ブループリントメソッド”の全クライアント製品カテゴリーへの調整・順応プロセスのサポート
  • 決定的となる意思決定会議の準備及びモデレーション
  • 委員会、ポートフォリオマネジメント、プロジェクトチーム及びシニアマネジメントへのトレーニング、コーチング支援

重要成果

  • ステップ方式のアプローチを通し、企業変化プロセスの中でのリスク、組織努力を越えた上で、カテニオンの有効性とインパクトを実感していただき、クライアントとの信頼関係を築くことに成功した
  • クライアント個々及び組織として、ポートフォリオマネジメント実施を体現的な習得を実現した
  • 一部のプロジェクトが中止、または優先度が変化したことによって、ポートフォリオにおける全体的なリスク・リターンプロファイルの改善に成功した
  • 結果として、シニアマネジメントのR&Dパイプライン、市場ポートフォリオリスク、ポテンシャル、戦略的適合に関する透明性を獲得した
  • 2020年目標へ向けた戦略改善、またシニアマネジメントのポジショニングを図ることに成功した